SWEET NIGHT ──anna view トントン……… あらっ、お兄様かしら? どうしたの? ここはお兄様の部屋なんだからノックなんかしないでもいいのに……… わたし達がいるからって、遠慮しなくてもいいのよ。それよりお布団敷いておいてくれてどうもありがとう。でもせっかくだから、三人で少しお話しない? そういえばお兄様、ずいぶんと長いお風呂だったわね。もしかしてわたし達の残り香でも嗅いでたのかしら? ウフフッ……… えっ、わたし達? ──ほら、わたし達って二人とも髪が長いでしょ? だからシャンプーもコンディショナーもいっぱい使うし、若菜とお互いの髪を洗いあってるのに、すっごい時間がかかっちゃうの。髪を乾かすのも一苦労なのよ。私の髪は………まだ少し濡れているわね。お兄様、触ってみる? ウフフッ。………ダメよ、こんなことで恥ずかしがってちゃ。いつかお兄様に、わたしの髪を洗ってもらうつもりなんだから。………もちろんそのときは、わたしもお兄様の背中を流してあげるわね。もちろんそのときは、若菜も一緒よ。 ………あらっ、若菜、もう眠いの? それじゃあお兄様、わたし達ももう寝ましょう。それじゃあ若菜、お兄様、おやすみなさい。 ………………ねえ、お兄様、やっぱり、三人同じフトンで寝ない? ──ほら、こうすれば三人でも入れるでしょ? もうちょっと、お兄様の方に寄ってもいいかしら………? |