Neo Sister’s Story
















 ね、ねえ、お兄ちゃん……。宿題で、わからないところがあるんだけど……教えてくれないかなぁ?










 も、もうっ……そんなことわかってるよっ! でも、どうしてもわかんないところかあるから、こうして教えて、って頼んでるんじゃない! ねえ、考え方だけでもいいから教えてよぅ……










 やった☆ さっすがお兄ちゃん。それじゃあ、手取り足取り教えてね。なんだったら、腰も取っていいよ? ──あ、うそうそ! まじめにやるからちゃんと教えてください……




















 あのね、まずはこれなんだけど……ってちょっと量が増えただけじゃない。そんな細かいこと気にしないでよ。お兄ちゃんだってボクが8月31日にひぃひぃ言いながら宿題やっているところ見たくないでしょ? だから宿題手伝って☆ ね、お願い。いいでしょ?




















 ええと……ここがこうなって……、あっ、だからこうなるんだぁ。うわぁ、お兄ちゃんって勉強教えるの上手だね。だって、すっごくわかりやすく説明してくれるんだもん! お兄ちゃん、将来学校の先生になれるんじゃない?










 次は、ええと……これがああだったから……あ、あれ? ね、ねえ、お兄ちゃん……。え? 薄いピンク……?










 ……ってお兄ちゃん! どさくさに紛れてどこ見てるのよ! えっち! ──って、あっ、ごっ、ごめんなさい、お兄ちゃん! ……やっぱり……痛かった……?










 ……ゴメンね、せっかく宿題教えてもらってるのに殴っちゃったりして…… 今日は……ここまでだね…… 本当にゴメンナサイっ。










 ……え? 許して……くれるの? う、うんっ、ありがとう、お兄ちゃん!










 今度からお兄ちゃんにお勉強教えてもらうときは、もっと首の締まったシャツを着るね。……あ、それともやっぱり、緩いシャツの方がいいのかな……?










 お兄ちゃん、これからもずっと、ボクだけの先生でいてね……




Fin.







プロフィールへ一番上へ
TOPを呼び出す