えっ・・・? ごっ、ゴメンナサイ。ボク・・・キミとは付き合えないよ・・・。 あっ、でも誤解しないでね。何もキミの事が嫌い、ってわけじゃないんだ。キミとは今までどおりいい友達でいたいと思ってる。でも、その・・・やっぱりボク、キミの彼女にはなれないよ・・・。 それに・・・ボクには好きな人がいるんだ・・・。キミにもボクよりふさわしい、もっと可愛い娘がいるんじゃないかな? だっ、だからゴメンね。それじゃあボク、急いでるから・・・。 あっ、あれっ、お兄ちゃん? も、ももももしかして、今の・・・聞い・・・てた? あはっ、あははっ・・・。うん・・・、告白・・・されちゃった・・・。同じクラスのコでいろいろ話しとかするんだけどさ、ボク・・・他に好きな人がいるから、今までどおりいい友達でいよう、って、断わっちゃった・・・。 えっ? あっ、そ、それは・・・ ね、ねえ・・・、お、お兄ちゃんは、その・・・すっ、好きな人とか・・・いる・・・の? そっ、そうなんだ・・・。じゃ、じゃあボク・・・、お兄ちゃんの恋人に立候補してみようかな? あはっ、あははっ・・・。やっぱりボクじゃ・・・ダメだよね。全然オンナノコっぽくないし、それに・・・ボクはお兄ちゃんの妹だもんね・・・。さっきのは・・・忘れて・・・。 あっ・・・、ちょ、ちょっ、お兄ちゃ・・・。 ──ズルイよ・・・こんな時に優しくされたら、ボク・・・ やっぱりボク、お兄ちゃんのこと、あきらめられないよ・・・ Fin. |